「トルコへの原発輸出に道開く原子力協定に反対を!」へ賛同しました

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原発輸出問題に取り組んできた「環境・持続社会」研究センター(JACSES)と国際環境NGO FoE
Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)で、下記の緊急要請への団体賛同・個人署名を募集し、要請書を各国会議員に提出することが決まり、
この要望書に、A SEED JAPANも賛同いたしました。

トルコへの原発輸出について

現在、国会ではトルコへの原発輸出の道を開く日トルコ原子力協定の批准手続きが進められています。

しかし、トルコは地震国(過去50年間に1000人以上の死者が出た大地震が7回発生)
であるにも関わらず建物やインフラの耐震補強は進んでいません。
イスタンブール市の耐震補強率は全建物の1%程度で、
大地震により道路・上下水道・送電線など周辺インフラが寸断される可能性が高く、
1999年の大地震では、変電施設損壊が相次ぎ、数日間にわたり停電する事態が発生しています。

建設予定地のシノップは黒海を挟んだ反対にチェルノブイリがあり、
チェルノブイリの事故の際、牛乳や小麦の汚染が深刻になりました。
また、シノップは観光産業で成り立っており、原発ができることにより観光客が減ることも懸念されます。
このような理由から、市民の反対は根強くなっている現状です。
さらに、市民だけではなくシノップ市長も原発建設に反対していることから、住民避難計画の適切な策定・実施も困難です。放射性廃棄物の処分の目途も立っていません。

このままでは、何の十分な対策のないまま原発が建設され、最悪の事態として福島原発と同じ悲惨な出来事が起きてしまう可能性もあるのです。

まだこの賛同への署名を募集中です。

★第3次締切は1月15日(水)です。
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-b478.html

参考文献

2013-12-11