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新庄ツアー2003報告


2003年6月20日(金)〜22日(日)にかけて山形県新庄市において草取りツアー行いました。計31名の方に参加していただきました。「有機農業に取り組む農村に行き、一番人手の要る大事な作業”草取り”をすることで、生産の現場を感じ、農業の未来を考えていく。」というのが主な目的でした。ツアーでは、水田の草取り・新庄の農家さんと新庄の市民との意見交換会・農家さんとの交流会、その他にも、郷土料理体験、温泉、バイオマスセンター見学などを行いました。

 

【草取り】「有機農業で1番大変な田んぼの草取りを体感しよう!」

■「田んぼに入るのは、初めて、または2回目」という方が、たくさんいらっしゃいました。
山形の大自然の中で、なんとも言えない泥の感覚を味わってもらえたと思います。
■ 無農薬の米作りで、一番大変かつ重要な草取りの作業を農業体験という形で企画した意味があったと思います。みなさん、草取りは相当やりがいがあったようで、「とても地味な作業だけど、とてもやりがいがあった」「農家さんは毎日あんなに大変なことをやっていて、尊敬します。」などの感想を頂きました。


 

【意見交換会】「農家さん、都会の青年、新庄市民で共に、地域づくりについて考えよう!」

■今回は、新庄市を地域全体で盛り上げる取り組みということで、農家の方だけでなく、新庄市役所の方、バイオマス・センターの研究者の方にお話をして頂きました。新庄での取り組みについては、活発な質問が飛び交うなど、地域で農業や環境を意識したまちづくりを進めていこうという動きを知りました。

 

【交流会】「青年と農家さんの心の交流をしよう!」

■夜の交流会では、新庄の農家さんを初め、20以上の方に集まって頂いたことで、参加者と農家さん方と1対1に近い形で、じっくりと話ができたと思います。普段、お互いがどういうことを大事にして勉強や仕事、活動をしているのか?やお互いの悩み相談も出来たかと思います。
全体を通して、「農業、農家さんのことを、自分がもっと知った方がいいと思った」「農家さんの苦労・思いだけではなく、自分たちにとって農の重要性、つながりをしっかり伝えたいし、伝えることが必要だと思った」という率直な感想を頂きました。

 

★全体のまとめ

今回のツアーは、農家さん以外の方も含めた「都市と農村のつながり」を創るという意味では、貴重な試みであったと思います。2日間の滞在では、充分な農作業、交流が出来ない部分もありましたが、ツアーの時だけではなく、恒常的な交流をしていく必要があると改めて感じました。
 食農チームは、遺伝子組み換え問題に取り組む中で、新庄で遺伝子組み換えNO!という新庄の農家さんたちと出会いましたが、農家さんだけでなく、わたしたちのような都市の消費者や農村地域のみんなが、遺伝子組み換え問題やこれからの農業について、真剣に取り組むことが大事であると感じました。これからも、都市と農村のつながりを大切にして、わたしたちの身近な食の問題や食と密接な農業の問題に取り組んでいこうと思います。

 

<文責:河合隆人>

 


 

 

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