HOME >
キーワードを入力
 
 
 
 
 

 

 
 


メイン画像


WE21相模原若松店に訪問
〜大事にしていることは
なぜこのような活動をしているのかを
伝えること〜


 女性・市民コミュニティバンクの融資先である WE21相模原の若松店に行ってきました。
WE21相模原ではみなさんの寄付していただいたものでリユースショップを運営し、 その売り上げをアジアの女性の支援に役立てる活動をしています。 WE相模原のように活動する地域NPOが神奈川県に36あり、 それぞれ独立したNPO法人としてショップの運営を行っており、 WE21ジャパンはWE21ジャパングループの共通の目的を実現、 推進するための課題解決や研修を担う中間支援組織としての役割を担っています。 WE相模原では若松店の他に、南台とふちのべの3店舗を運営しています。



 お店には洋服はバック、小物類など様々なものがありましたが どれもきれいなものばかりでした。 しかしリユースショップができた当初はリユースできないような 「店頭で販売?」と思う品を持ってくるお客さんもいました。 お客さんにその都度、こちらではアジアの支援のために リサイクルショップを運営していること、 そのために「寄付していただく品はこんなものを」のチラシを作成したり、 ほつれやボタンがとれていないですか、等店頭での声掛けをこまめに行いました。 今ではお客さんもこのお店の趣旨を理解してくださるようになりました。 初めてお持ちいただいた方には、ショップの品を見ていただいて理解いただいています。



 WE21相模原では女性・市民コミュニティバンクから3回融資を受け、 そのお金を若松店と南台店の店舗を借りるための保証金と壊れしまった 空調を取り換えることに使いました。 融資を受けた理由は店舗補償金などの開業資金について NPO法人には出資が認められていないこと、 また、空調の取替えは日常の運転資金から捻出するのは資金繰りが難しくなるためです。 しかし、一般の銀行はNPO、 ましてや活動メンバーが女性中心の団体にはお金を貸しにくいのです。 そこで女性・市民コミュニティバンクからお金を借りました。 また、お金を借りることによって、利息をNPOバンクに支払い 「市民のお金をぐるぐるまわす」一助になることもできます。



 お客さんに情報を伝える際に大事にしていることは、 なぜこのような活動をしているのかを伝えることです。 私たちが店舗に訪問したときもレジの後ろに パレスチナへの援助の取り組みに関しての情報を大きくポスターのように張り出していました。 お店の窓の上部のところにも、ちょうど手前の大通りを走るバスから見えやすい位置に、 どんな団体をリユースショップの売り上げで援助しているのかを張り出していました。 NPOバンクでも私たちのお金の行く先を大切にしてきましたが、 WE21相模原もそれは同じでした。


このエントリーをはてなブックマークに追加
 


↑ページトップへ

Copyright (C) 2005 A SEED JAPAN. All Rights Reserved.