エコカルオリジナルな切り口で今注目すべきイシュ−をカルチャーに載せて紹介する メール・マガジンです。身近なトピックから、グローバルで濃厚なものまで。トレンドや周りに流されてるだけの人生じゃモッタイナイ!リアルなオシャレって?ほんとの豊さって?そんな答えの詰った情報が満載です。今までとはちょっと違うワンランク上の生活始めませんか。
   
   
   
   
                     
   
   
   

LOHASな「食」スタイル 

「LOHAS」(ロハス)って知ってますか? これは自分にとって気持ちよく、そして 地球にとっても優しい生活スタイルを指します。『ソトコト』『ドミンゴ』『リンカラン』 などLOHASを紹介する雑誌やメルマガもよく見かけるようになり、最近はとってもポピュラーになってきました。 “楽しく、気持ちよく、遊び心をもって、エコロジーする” こういうスタイルって、いつでもどこでも誰とでもやってみたくなりますよね、気軽に。

 日常生活のなかに溶け込んでこそのLOHAS。だからこそ、お金も時間も多くかけずに、ささやかなところから始めてみたいなって。 そこで、わたしたちの生活で最も身近な営みのひとつである「食」を選んでLOHASを考えてみたいと思います。

 例えば、「自分が食べているものがどうやって作られているのだろう」ということを思い浮かべてみる。それを知ることで、実は、LOHASな食のライフスタイルを始められるんです。 もし自分が食べている牛肉が、沢山の穀物を与えて育てられているとしましょう。 それは6〜10人分の人の食べられるカロリーを、自分が独り占めしてるってことになってしまう。それなら、なるべく牛肉よりは豚肉、豚肉よりは鶏肉を食べるようにする。これがひとつのLOHASな食べ方といえるのでは。

 何を食べて育った肉なのか、好奇心を働かせるだけで、自分にも地球にも、 そして自分以外の人たち(例えば、アフリカで飢えている人とか、ね)にも、少しイイコトが出来る。自分の食生活が地球とつながっているんだって感じますよね?

  そういう目で、もうすこし深く食卓を眺めてみましょう。そこにある食物は、自然の恵みをいっぱい受けながら、いろんな人の手を経て、食卓に届けられています。ドリンクでも、フルーツでも、遠くで畑を守って雨風に打たれながら、種を植えて実がなるまで、一生懸命育ててくれている人たちのおかげ。この過程を想像しながら、食卓を眺めてみるのも、悪くないのでは?
世界の貧しい人の多くは、農業で生計を立てています。だから、生産者(お百姓さんとか)を応援しているかどうかっていう視点で見てみてみたいなって思います。国内産の旬のものにこだわらないなら、少しでもフェアトレードした外国産を選んでみる。これもLOHASな食べ方のひとつ。

それから、コンビニ弁当やペットボトルのお茶の回数を減らして、LOHASな弁当やお茶を作ってみるというのはどうでしょう? 一人でやると長続きしないけど、誰かと一緒にやると楽しさ倍増、無理なく続けられるかも?「LOHAS」って、地球の資源を楽しく分かち合うことじゃないでしょうか?
「分かち合ってる」味がする食事って、とっても味わい深いなって思います。(Ryo)



MOTTAINAIスタイル

 A SEED JAPANの事務局スタッフ「さとっち」のある日のメニューを紹介します。体にいいことはもちろん、サイフにだってやさしい。おまけに「貧困問題の解決につながる」という隠し味も!
<さとっちメニューのポイント>
○国内産の食材であること。できれば家庭菜園で農薬や化学肥料を極力使わずに育った旬の野菜。
○国内で生産できないものはフェアトレードされたものを使う。
○作り手の事を知ることができる食材が1つ以上ある。さらに、出来れば自家製で。

■朝食(91円)
ごはん 26円
人参とキャベツの卵炒め(55円)
自家製夏野菜のスープ(10円)
このメニューのLOHASポイント
★★★

・自家製野菜
・手づくり
・作り手の事を知ることができる食材が1つ以上ある。
■昼食(217円)
パスタ(75円)
自家製バジルペースト(32円)
自家製トマトソース(0円)
きゅうりスティック(0円)
いわしの煮付け(100円)
トマトのスープ(10円)

このメニューのLOHASポイント
★★★★

・オリーブオイルはパレスチナのフェアトレードオリーブオイル
・自家製野菜
・手づくり
・作り手の事を知ることができる食材が1つ以上ある。
■夕食(178円)
赤米と大豆のご飯 (95円)
水菜とトマトのサラダ(3円)
夏野菜カレー(70円)
きゅうりの蛇腹漬け(10円)
このメニューのLOHASポイント
★★★

・自家製野菜
・手づくり
・作り手の事を知ることができる食材が1つ以上ある。

【食の安全と農業の未来を考えるプロジェクト】
http://www.aseed.org/agriculture/
【粗食のすすめ】
http://narita-souzai.co.jp/oisisou/resipi/sosyoku/sosyoku.html
【環境goo「すてきごはん」】
http://eco.goo.ne.jp/food/recipe/macrobiotic/recipe/basic_index.html






MOTTAINAIの人々

Q今気になる世の中のこと


・少数派(マイノリティー)になることを恐れる傾向。
・ メディア(特にテレビ)の情報操作性。
・ 良いことなのか悪いことなのか判断がつかない事象が多いこと。(例)女性っぽいファッションの男子が増えているとか

Q好きなカルチャー/アーティスト

・ ペットカルチャー(動物が好き)・映画
・ ダン・グラハム(美術家)
・ エミール・クストリッツア(映画監督)
・ ポール・オースター(作家)

Qファッションにおけるポリシー

・ 「あーアレ流行ってるんだ、よしっ、あれだけはしない!」というふうに、人とかぶらないようにするために、流行りに敏感であること。
・ 開き直り。時に「汚な小奇麗」。くたびれた質感。

Qあなたのモッタイナイスタイル
・ 配膳された自分の食事はどんなに量が多くても食べ切る、残さない。

・ 作品制作の材料を買う時に、使用後処分せずインテリアなどに転用できるか、なども考えて買う。

・ 照明や収納家具などのインテリアで、作れるものは自分で作る。

 


プロフィール
内海界くん(うちうみかい)
武蔵野美術映像科4年生。レイブイベント「WIRE」を始め、あらゆる音楽イベントで踊りそして叫ぶのを至福の時とする。その一方で、神津島でビーチクリーンやミューズカンパニーでボランティアしたりするもの好き。そんな2つの側面を合わせ持つ大のペットマニア。
●ミューズカンパニー
http://www.musekk.co.jp/

Qあなたの夢とこれからの未来に期待すること

・ 多くの“気づき”を得ていきたい。自分以外の人にとっても同様に“気づき”を得ていってほしい。“気づき”によって日常のささいな出来事に関心が沸き起こり、喜びや感動を得られると思うから。



MOTTAINAIクイズ

Q 3ヵ月の夏の間、毎日ペットボトルを買っていたAくんと、毎日水筒を持参していた Cちゃん。どっちがどれだけ、お得に過ごすことができたでしょうか?

@約1,000円
A約6,000円
B約10,000円           →答えは一番下




9/11米国同時多発テロ後すぐさまチャリティイベントを行ったアクティヴなハードコアバンド。一時活動休止をしていたが今年復活を遂げた。LIVE8JAPANでは登場からライブが終わるまで他のどの参加アーティストよりも貧困問題について熱く語っていた。ライブ中の数曲では世の中に訴えかけているラップを披露。復活によって更に雷図の音楽には社会的メッセージが増した。 (Taichi)

オフィシャルサイト:
http://www.rize-on.net/

★戦争・平和/反戦

雷図/RIZE


曲名:SPIT & YELL
(2005年7月6日)
(C)sony music
 
 


「流行」「オシャレ」イメージの強い雑誌を出版するマガジンハウスから出されている。性別や年齢も超えて、ありのままの生活を大切にするという視点からフツーの人々がフツーの暮らしの中で小さな幸せいっぱいに過ごしている様子を、素敵な写真と文章で紹介している。それぞれの土地と暮らしに密着した生活の中で豊かさを追求し、たくさんの知恵が詰まっている雑誌だ。アンアンとはちょうど対照的な雑誌という印象だが、実際このクウネルを購読していてアンアンも併買してる人が多いという(DATA WATCH no,4より)。 (Tomo)

隔月発行
680円

http://kunel.magazine.co.jp/index.jsp

★スローライフ

クウネル


(c)マガジンハウス
 
 



累積1億冊超の食漫画。本物の食は豊かな自然から。時に政治問題や保護運動を扱いながら、「究極VS至高」のメニュー対決は続く。
(Ryo)

ビッグコミックスピリッツ
90巻〜
550円

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091864902/250-8007694-8768264
★食文化

絶美味しんぼ
(雁屋哲 作、花咲アキラ 画)


(c)小学館
 
 

 



この団体は衣食住を変えていく事を大切にしている。また、100万人のキャンドルナイトをはじめとする様々な活動の事務局としても活動を支えている。市民運動発、確実な社会変革行きの好例とも言える。(Ghingi)

@東京
http://www.daichi.or.jp/index.html

★食と農・ごみ・環境問題全般

大地を守る会


(c) 大地を守る会
 
 



A  B約10,000円  ひと夏でかかった費用はAくんが、13950円、Bちゃんは、たったの4000円!
  ※計算式:150円(ペット1本)×30日×3ヵ月=13950円
      ボトル代3000円+お茶パック1000円=4000円
  しかも、ペットボトルのリサイクルには、「あなたの税金」が使われているのだ。



○ お願い
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info@aseed.org(担当:大方)


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発行:エコカル 編集部
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