サハリンIプロジェクト
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概要
サハリン島にて、石油・天然ガスを採取する計画。プロジェクトにはI〜VIまであり、日本企業が参加して進行しているものはサハリンIとサハリンIIがある。 サハリンIについては、サハリン島北東部沖合からサハリン南端の不凍港までのパイプラインおよび日本への海底ガスパイプラインを敷設予定。日本への海底ガスパイプラインは2008年にも首都圏まで約1600kmの海底パイプラインを敷設予定。2003年6月に原油生産のための掘削工事を開始する。2005年から生産を開始し、日量 25万バレルの原油を生産する予定。 漁業や海洋生態系、先住民族の伝統的生活への影響などが問題視されている。
場所
ロシア、サハリン島
開発主体
伊藤忠や丸紅が出資するサハリン石油ガス開発株式会社(日本・30%)、エクソン・モービル(米国・30%)、Rosneftegazstroy(ロシア・17%)、Sakhalinmorneftegaz-Shelf(ロシア・23%)。(数字は出資比率)
サハリン石油ガス開発株式会社は、石油公団50%、海外石油開発株式会社9.45%、石油資源開発株式会社9.45%、伊藤忠商事株式会社9.45%、丸紅株式会社7.65%、伊藤忠石油開発株式会社2.4%、インドネシア石油株式会社2.4%、日商岩井株式会社1.55%、帝国石油株式会社1.4%、兼松株式会社1.3%、コスモ石油株式会社1.25%、出光興産株式会社1.25%、住友商事株式会社1.25%、トーメン1.2%という出資構成になっている。
経緯
サハリン島で石油・ガスの鉱床が発見され、2003年6月に原油生産のための掘削工事を開始。2005年から生産を開始し、日量 25万バレルの原油を生産する。2008年には天然ガスの生産も始める計画で、サハリン氓ェ掘削する原油と天然ガスの可採埋蔵量 は、原油が23億バレル、天然ガスは3億2000万トン。
問題点
・ 海底パイプラインによる漁業や海洋生態系への影響
・ 先住民族の伝統的生活の破壊(トナカイ飼育)
・絶滅危惧種であるコククジラへの影響
・ サハリン島の地域経済貢献への疑問
・ 地震の際の対応策の不備
出典

FoE JAPAN「サハリン石油開発プロジェクト」
  http://www.foejapan.org/aid/jbic02/sakhalin/index.html

資源エネルギー庁「サハリンにおける我が国企業参加のプロジェクトの概要」
  http://www.enecho.meti.go.jp/faq/oil/q10.htm

毎日新聞2003年2月8日記事

毎日新聞2003年5月16日記事

調査日:2003年6月28日

 
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