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       〜 スマトラ震災の寄付を考える
     
         
             
     
 
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  A SEED JAPAN座談会
「スマトラ地震・津波災害支援を考える」
 
 

 


2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震による津波で、17万5千人以上の死者、百万人を超える被災者が出た。連日報道される、増え続ける死者の数、家や仕事をなくし生活基盤を失った人々、不足している医療や食料、武装背力の圧力でなかなか届かない支援物資…。
被災地が海外だということと、被害の規模が余りにも大きいことで、何かしたくても、どう動いたらいいのか具体的に見えてこない平和な日本の私達。この矛盾、葛藤、自問自答を抱く若者達。
「何かしたい!」
このエネルギーがなくならない内に、具体的に行動できるようにしたい。この思いをもって、A SEED JAPANは個人レベルで何ができるのかをアジア太平洋資料センターPARCに話を伺った。

その日、スリランカ現地の事務所と連係して今回の災害で活動しているPARCは多忙にも関わらず、南風のような素敵な笑顔で迎えてくれた。今現地で起っているこの悲惨な現実を真正面から受け止めて、前向きで素敵なパワーで取り組んでいるのだと実感した。

 
   


【座談会メンバー】
亮(エコカルチーム)
葉子(エコカルチーム)
さとこ(ASJ事務局)
普川さん(PARC事務局)
遠藤さん(PARC・スリランカプロジェクト担当)

【1】総論編
【2】各論編
【3】個人編


 

   

【1】総論編

■災害支援と復興支援

葉子:今日はお忙しいところ有り難うございます。日本では何かしたいけど、何をしていいか分からない人がたくさんいると思います。今現地では何が求められているのでしょうか?
 
普川さん:必要な支援には、大きく分けて緊急性の高い災害支援と長期的な復興支援があります。
PARCは以前からスリランカのジャナフ半島東部のマナッカドゥ等の漁村の生活を支援してきました。スリランカの内戦が終わり、やっとこれから、という状況の矢先に今回の地震が起きました。今ジャナフの人々は漁具が全て崩壊され、生活基盤を失ってます。ジャナフは経済的に貧しく、災害では特にこのような経済的な弱者にしわ寄せがくるんです。

葉子:災害支援と復興支援は、具体的にどう違うのでしょう?

普川さん:災害支援は食料とか医療とか、今すぐ必要な人命に関わる支援のことです。そのために日本の私達にできることは、やはりお金です。
今現地の社会基盤は混乱しています。地震の被害が広域すぎて、現地ではトラックよりもヘリが効率的です。 現地の状況に詳しい現地のNGOとしてはヘリで支援を運びたいのですが、実際そこまでの規模がある団体は多くありません。広域な地震の被災地を一刻も早くカバーするためには、優先すべきは大規模な組織的行動であって、国際的に実績のある団体でも現状は十分とはいえません。集められたNGOへの募金は、このように必要な物資を買ったりすることに活用されます。
支援の必要な場所には、寸断された道路や地雷の埋まった危険地帯、また武装勢力の影響下にある地域もあるのです。
そういう中で、弱者には特に支援が届きません。NGOが彼等に支援するのに、資金援助が必要です。

亮:地震が起こったときに、PARCの調査団はまさに現地の海の上だったんですよね?

遠藤さん:スリランカ北部の漁村を訪ねて現地にいましたが、幸い津波が襲った側でない海の上にいました。
でも気付かなかったんです…笑。

全員:えっ………???

普川さん:ほっ、本当に危なかったよね笑!!地震ではなく、津波による被害が大きい地域はまた違った状況で、海岸から300mくらいまでは壊滅していますが、それより内地では道路も残っているので、それなりに物資も届きます。だから緊急的な災害支援と、将来、自立した生活を取り戻すための復興支援を並行して行なうことが出来ます。ここでは現地事情に詳しい人や組織がどれだけ復興支援に参加できるかが大きな鍵となります。PARCでは、元々つながりがあったスリランカ北部の漁村があり、経済復興の再建を手伝うことを決め、すぐに初期費用として200万円(寄付が少なくとも集められるとおもわれる金額)を設定し、行動を開始しました。支援は、短期的な食料配付や医療援助だけではありません。その後の現地の人たちの生活基盤の再建を支援することが大切です。


■「南」と「北」の被害の質の違い

さとこ:今回、ASJでも何が出来るか、何をすべきかを理事会で話し合って、寄付集めや情報発信をしていくことを決めました。ぜひ色々教えてください。

普川さん:緊急支援だけではなく、復興支援としてこれから日本ができることはたくさんあります。災害では弱者に一番しわ寄せがいきます。食料支援などの緊急支援も大切ですが、「経済格差」を生み出す経済構造を是正できるような復興支援が必要です。

葉子:「ケ・イ・ザ・イ…????」

普川さん:「経済格差」。慣れない言葉ですね。経済格差とは、アメリカや日本などの経済的に豊かな国と、アフリカ、中南米、東南アジア等発展途上国の、生活水準の差です。
災害が起ると、その生活の差の中での弱者が1番の被害者になるのです。
そして、今回の津波の被害者の多くが経済格差の弱者なのです。

葉子:うそっ?な、なんで??!

普川さん:沿岸の住居地の値段は都市に住む値段と比べてとても安いんです。途上国の多くの弱者は安い値段の沿岸に住まなければいけないのが現実です。安い沿岸地域に住まざるおえない。そして今回津波が襲い、沿岸部の住居を奪った。
まさに今回の津波の被害者の多くが経済の弱者というのは、経済格差を象徴した問題です。この経済格差の問題は、「南北問題」という言葉でも表現されてます。そして、日本はこの「南北問題」の構造に大きく加担しています。これは天災ですが、経済構造がもっと公正であれば、こんなにも多くの被害者が出なかったはずなんです。

葉子:日本、私たちの生活がこういう弱者を作って、今回の被害者を作った…。なんか息苦しくなってきたかも…。

普川さん:新潟中越地震は被災地の人々に大きな被害をもたらしましたね。 でもここで少し視点を変えて考えたいのは、『南北』の差です。新潟中越地震は日本という比較的みんなが平等な経済システムの中で、みんなで力を合わせる事が出来ました。しかし、今回のスマトラ沖地震での被災者の多くは、発展途上国の人々であり、その人たちの生活基盤は元々、非常に不安定です。そのような人たちに災害が起り、生活は困難を極めています。生活は崩壊され、今後の見通しもたっていません。


■支援を真に必要とする人へ

葉子:今回の災害では、国際協力資金がかなり集まっていますが、どうしてこんなに集まったんですか?

普川さん:やはり有名な外国人リゾートで起きた災害で、外国人がたくさん亡くなったからでしょう。今回と同じような災害なのに、2002年のモザンビーク洪水はほとんど一瞬しかメディアに取り上げられなかったし、今回の場合でもタイやスリランカに比べて、ソマリアがほとんど報道されていない。真に支援を必要としている人々は、むしろこのような地域にいるのに。

亮:日本にいて、テレビや新聞で情報は溢れているけど、実際どれくらい広い範囲で、何が起きていて、何が大事なのかを把握するのは難しいと思うんですよね。

普川さん:特に重要なことは、何億ドルにも及ぶ支援額を、しっかりとモニターすること。各国がレースのように、支援金を出してる。(アメリカ3億5000万ドル、オーストラリア7億6400万ドル、ドイツ6億6200万ドル、日本は一般会計の予備費から5億ドルの支援金を公約。20カ国と国際機間には約3700億円以上の支援が集まっている)莫大な金額ですよね。 大切なのは、その財源と使い道を十分モニターすることです。今回支援する支援金の財源がそれまで発展途上国を支援していた財源から出されるならば、それはすごく問題。

葉子:発展途上国の支援金が疎かになってしまうって事は問題ですね。

普川さん:支援金は何か別の財源から来るお金なので、何を削減しての支援金なのかは考慮する必要があります。また、それだけ莫大なお金が動くのだから、被災地の真の復興のために使われなければいけません。つまり、被災地が自立して復興支援をできるようにしなければならないんです。

葉子:例えばどういうことですか?

普川さん:皮肉ないい例があります。2002年に起きたモザンビーク洪水では日本政府は今回のスマトラ沖地震のおよそ6分の1、30億円ほどの無償援助を約束しました。その内訳は農薬、化学肥料、大型農機具など。これは日本の企業の利益のためで、現地の人の役にたっていなくて、真の復興支援とはいえない。私達はこれから先も、支援金がどのように使われるのか、十分モニターしていく必要があります。このように、一言に『支援』といっても、掘り下げて考慮できることはたくさんあります。
さとこ:今必要なことは緊急災害支援とその後の復興支援であり、そのためには資金が必要であり、その資金が適切に、社会的に弱い立場に追いやられている人々まで届くよう、支援の動きをモニターすることが何より重要である、ということがよくわかりました。

葉子:初めて全体のシステムが見えてきた気がする。



【2】各論編

■自衛隊かNGOか?

亮:今回、小泉首相が即決で支援を表明したけど、そのお金が何に使われるかが大事、という話は本当に重要ですね。しかし費用の多くは自衛隊に使われるのでしょうか?

普川さん:災害支援に軍が行くのがいいかどうかは、ちゃんと考えないと。一番いい方法はなんなのか、オルタナティブは無いのか?という議論をどんなに緊急でもちゃんとしてから、やはり軍が必要というなら軍が行くべきだし、大きなNGOだけでなく、小さなNGOや民間の力を生かす道を探るべきということ。もう一つは、仮に軍が出るにしても、アメリカ軍だけでは手に負えないという段階になってからでいいと思う。軍がやることは、かなり非効率になりやすいので、これもしっかりモニタリングしないと。自衛隊が、法律的にグレーなまま、どんどん派遣して既成事実を創ることで、合憲化しようという政治的思惑があることにはごまかされてはダメでしょう。災害救援のスキルを海外で生かそうというのはわかるけど。

遠藤さん:民間やNGOが活動できるようにしていかないと。日本のNGOネットワークと、スリランカのNGOネットワークが連携して動いているので、ある程度の情報は集まっています。

普川さん:自衛隊ではなくNGOという意味では、外務省と連携しているジャパン・プラットフォームも意義があって、評価すべきだよね。PARCとしても、外務省の緊急支援予算の一部をNGOに回すよう提案していてるし、実際、その資金がないと、全然足りない状態。

葉子:市民はNGOの動きを知らない、知れないのが現状だと思います。何がいい事なのか、判断が狭くなっちゃう。何かいい情報発信のあり方が無いかな?

亮:ヨーロッパではヨーロッパは1月5日に、EU加盟国25カ国で4億5000万人が、正午の鐘の音ととも に3分間の
サイレンスのときを持って、亡くなった人とこれから生きてゆく人々のための祈りを捧げたそう。ラジオやテレビも沈黙して、交通機関なんかも止まったらしいよ。社会全体として、こういう事をすることが、「社会的な合意」としてちゃんとあるってことだよね。どうしたら、日本でもそういう事ができるだろう?少なくとも、パフォーマンスとして自衛隊が真っ先に行くのを「仕方ないよね」と思うのではなくてさ。

普川さん:もっとNGOが頑張る、市民が頑張るしかないんだろうね。災害で一番被害を受ける人は貧困層。これを伝えて欲しい。途上国の場合は歴然とした差がある、人災だから。なぜ海岸沿いに住んでいたのかをたどっていくと、貧富の差が根本にあること、「貧困問題何とかしなきゃ」というメッセージを伝えるべきでしょう。それこそASJが頑張らないと。シンプルなメッセージにして、言い続けて行かないとね。

■骨太メディアがいない?

亮:地震後から今日までの朝日新聞に目を通してみたんだけど、なんだかんだ言って、NGOが言いたいことは載っているのかな、という感じがした。「貧困層への支援が重要」とか、「民間の力で草の根支援を」とか。もちろん被害状況とか、奇跡的生存者みたいな記事に比べると扱いは小さいと思うけど。

普川さん:そういう意味では、ちゃんと明確な問題意識を持って、自分でも勉強をしながらNGOに情報を問い合わせる「骨太なメディア」が少ない。ほとんどいないのが現状。一方でNGOの情報がメディアに出るようになっているけど、それは有機農業とかスローライフみたいな、市民が関心を持つ領域であって、見えにくい社会問題を糾弾する視点はむしろ失われていると感じる。

亮:本当にテレビや雑誌は中身の無い情報が溢れていますよね。災害に関しても「悲惨さ」や「美談」に偏りすぎだと思います。今週の「SPA!」には、著名人の寄付額が載っていました。シューマッハが10億ドル、ビル・ゲイツが3億6750億ドル、ドジャース松井さんが5000万円、ヨン様が3000万円、ブッシュ大統領は105万円。

普川さん:それが「かわいそう」という一過性の感情になってしまわないで、継続してみていかないとね。例えば海外からのODA(政府開発援助)によってうまれた債務についても、今後いかに削減していけるかが大事だけど、一部のNGOしか理解できていないから。本当にじっくりNGOに質問してくる記者がいなくて。

■軍による制約

亮:今日の朝日新聞に、「軍による制約、国連が懸念」と一応載っている事は載っているんですよね、13面に。1面には「地震の2分前に誕生した命」ですが。(要確認)

普川さん:軍による問題もNGOが最初から怒っていたことで、報道するには遅すぎると思う。最初はNGOも行動許可が得られたけど、またダメになった。政府軍を通してでないと支援が出来ないなんて、不公正そのもの。軍がいるアチェ、内戦中のソマリアも一番支援が届かない。PARCが支援しているスリランカ北部でも、政府によってゲリラとされている(必ずしもそうではない)組織が活動している地域だけど、彼らの地域に政府は援助を回さない。援助が届かないところにはNGOが入るしかない。

葉子:何かしたい、と思うだけでは支援が届かないんですね。支援が本当に必要な人に届いて欲しい。そのためにはどうしたらいいのでしょう?

普川さん:途上国で軍が支配する地域は本当に汚職がまかり通っていて、支援が届かない、仮に届いても、軍に利用されたりする。途上国の貧困問題の根本解決のためには、避けて通れない問題です。

亮:一つにはそれぞれの国の市民、NGO、メディアの頑張りが不可欠、ということだと思いますが、もう一つは、「政治的思惑に気づこう」という視点が大事なんだと思います。(人道援助にしても、日本の国連常任理事国入りの票集めだとか、自衛隊の海外派遣を合憲化するための実績作りだとか、アメリカやアジアとの関係作りだとか、様々な政治的思惑がある中で本当に最終的なしわ寄せが遠い国の貧困層に行っていますよね。見えにくい形で社会的に弱い立場の人たちに行ってしまっているということに気づけるような、教育だったりメディアのあり方、政治やNGOのあり方が不可欠だと感じます。しかし、現状があまりに社会全体として無関心がハビコッっている状態なのかなぁ、と思います。)

【3】個人編

さとこ:じゃ、もっと個人レベルの話をしよう。ぶっちゃけ「寄付」なんですよね、個人でできることって。

亮:先ほど普川さんは、個人レベルでできることはズバリ『寄付』だとおっしゃいました。ここで大切なのは、『自分なりの基準』だと思います。1)どんな思い、2)その結果いくら。
今回は座談会を読んでくれる同世代のワカモノたちのために、実際みんなはいくら、どういう思いで寄付なりアクションをするかを共有してみたいと思ってこの座談会を開きました、じつは。

普川さん:「自分なりの基準」は大切です。わたしは阪神大震災のときは金が無かったから「体を動かす」派でした。
実際大きなところへ寄付したところで、効果的に使われるとは限りません。使い切る力量を超える金額が集まっても、使い切れないし、かといって小さな団体を選ぶのも大変。自分なりに納得が行くところへ送金することが大切ですね。

葉子:私は寄付も含めて、何かしたいと思うんですけど、何をどこまでやればいいのか正直わからなくて、寄付もいくらをどこに入れればいいか決められないです…。

亮:そういう人はきっと多いと思うよ。しかし、だから結局何もしないのは避けたいし、「かわいそうだから」という気持ちだけで、どこでもいいから出せるだけ出す、というのも、つらい。本当に災害とか問題が多すぎて、そんな事をしていたら自分が磨り減っちゃう。個人1人1人が自分なりの基準で寄付する金額や送金先を決めることが、個人としてできることだと思います。

葉子:ところで、亮の寄付金額の基準は?

亮:ズバリ、 飲み会1回分で2000円。葉子は?

葉子:まず私ができることは友達や家族に今回の地震被災者が南北問題の弱者でもあることをきちんと話すこと。彼らを巻き込んで一緒に支援したい。で、寄付もしたい。

亮:寄付の金額の基準はないの?ジュース一本分とか、給料の1割とか。

普川さん:自分の問題意識を回りに伝えていくだけでもいいんじゃないの?

葉子:寄付金は、う〜ん、「南北格差を生んでる原因代」かなぁ。例えば、今までスターバックスのコーヒーを定期的に飲んでたら、その1ヶ月分とか。あとは、よく車に乗る人はガソリン代1回分とか。そんな感じで基準を考えたら、自分の中でも明確だよね。

亮:思うんだけど、貧乏人がなけなしの金を出すよりは、お金をたくさん持ってる人が無理のない範囲でお金を出す、お金の無い人は行動する、そんな社会常識というか、社会的合意を創っていかないといけないよね。何かしたい、と思う人が、すごく回りに遠慮するというか、気を使わないといけないのが日本だと思う。

さとこ:言えてる。あと、そのお金も何をどう使ったかがわかる団体に寄付したいね。私は寄付箱を作って、みんなに入れてもらうときに、自分も入れるようにしてる。全部で5000円と決めて、1000円づつ。お札が入って欲しくて…

亮:そうだったのか(笑)。今回、初めて「断食」をしてみた。飲まず食わずで60時間。そんなに苦しくは無かったけど、二日目の朝、うなされました。

普川さん:知らなかった。それ、誰かに言った?

亮:いいえ。

一同:それじゃ意味ない〜。

亮:あくまで初めて、自分のために、ということで…。最後にスマトラ沖地震に対するPARCのこれからのビジョンを教えて下さい。

普川さん:パルクは今まで支援してきたマナッカドゥ漁村の復興に中長期的に協力していきます。食料や衣料品は足りてきているので、今必要なものは漁具。壊れた網とかを掘り起こして使っている状態だから。ぜひ寄付にご協力ください。あとは、まずは外務省から金を取ること(笑)。

亮:今日はお忙しいところありがとうございました。大変勉強になりました。判断基準となる情報をいかにNGOが出すかがポイントですね。ASJとしても、情報発信や寄付集め、頑張ります。あと議論する場を作ることもやっていきますので、今後もご協力よろしくお願いします。

【参考】 特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(通称PARC:パルク)
PARCは南と北の人びとが対等・平等に生きることのできるオルタナティブな(今のようでない、もうひとつの)社会をつくることをめざしています。
世界からの情報の収集や発信、研究、自由学校を中心とした教育、さまざまな講演会やワークショップ、政府や国際機関への政策提言活動など多様な市民活動を行っています。
また、自分が変わることで日本の社会が変わり、南の人びとと共に生きていける社会ができると考えています。世界の多様な人びとと国境を越えて出会い、考えや視野を広げるようエンパワーしあい、ネットワークを広げるための媒介役となることをめざしています。
PARC公式サイト  http://www.parc-jp.org/

     
     


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